深沢商店が運営している川柳投稿まるせんグループ、2024年12月22日(日)~12月28日(土)の投稿から、週刊ナイスとしてダイジェスト、お知らせなどをお届けします。
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まとめて今日の一句
今日の一句に選ばれた川柳と七七をまとめてご紹介します。
川柳
紙一枚だけで人生リニューアル お題「あっけない」(きらりさん)
初詣帰りにはもうない信心 お題「あっけない」(ごまめさん)
爺サンタ 孫の家まで 軽トラで お題「クリスマス」(ピカラさん)
記憶からダウンロードが捗らぬ お題「グズグズ」(泉心さん)
禁煙に成功?吸いたい? Vサイン お題「ぎこちない」(ケンさん)
何気ない妻へのひと言悪送球 お題「悪送球」(すすぐるぐるさん)
断捨離をグズグズ延ばしまだ夫 お題「グズグズ」(teraryuさん)
七七
ボケを認めず呑気に暮らす お題「否認」(すっぽん)
散歩じゃなくてそれ食べ歩き お題「食べ歩き」(市川勲)
実家の水が合わぬシングル お題「帰省ブルー」(みちなり)
立ち止まるのも進化の過程 お題「グズグズ」(teraryu)
少子化対策恋愛授業 お題「ぎこちない」(島風ひゅーが)
クイズ解くよに生きてる老後 お題「クイズ」(すっぽん)
ため息混ぜるぼやきの2乗 お題「ぼやき」(みちなり)
ランキングトップ10
いつもたくさんの投稿をいただきありがとうございます。
まるせんランキング 過去17週の累計ポイント(2024年12月28日 5時00分現在)
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運営より
今週の印象に残った一句はこちら。
初詣帰りにはもうない信心 お題「あっけない」(ごまめさん)
次の信心はまた来年。現金なものです。
11月の投稿から、会員さんに選んでいただいた自選・他薦の作品集「会員が自ら選んだ作品集」。B6版、77ページです。 ペーパーバック・Kindleはアマゾン、PDF版はBOOTHにてお求めいただけます。
企画にご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。
Geminiによる川柳解説
初詣帰りにはもうない信心 という川柳の解説をしてください
「初詣帰りにはもうない信心」という川柳ですね。これは初詣に行った直後には信心深い気持ちになっているものの、帰る頃にはもうその気持ちが薄れてしまっている様子を詠んだ句です。
この句を理解するために、いくつかポイントを分解して解説します。
- 初詣: 新年になって初めて神社やお寺にお参りに行く行事です。人々は一年の無事や幸福を祈願します。この時点では、神仏に対して敬虔な気持ち、願いを叶えてもらいたいという切実な気持ちを持っていることが多いです。
- 信心: 神仏を信じる心、敬う心です。初詣の際には、普段よりも信心深い気持ちになりやすい状況と言えます。
- もうない: 初詣から帰る頃には、その信心が「もうない」、つまり薄れてしまっている、あるいは忘れてしまっていることを表しています。
つまり、この川柳は、初詣という特別な状況下では一時的に信心深くなるものの、日常生活に戻るとすぐにその気持ちが薄れてしまう、人間の心の移ろいやすさをユーモラスに表現していると言えます。
この句の背景には、以下のような解釈も考えられます。
- 日常の忙しさ: 日常生活に戻ると、仕事や家事などに追われ、神仏のことを考える余裕がなくなってしまう。
- 願い事の性質: 神頼みをしたものの、具体的な努力をせずに、時間が経つにつれて願い事自体を忘れてしまう。
- 人間の弱さ: 一時的な感情に流されやすく、持続的な信仰心を持つことが難しい人間の弱さを表現している。
この川柳は、作者の観察眼と、人間心理に対する洞察力が光る作品と言えるでしょう。また、読者にとっても、共感や反省を促すような、普遍的なテーマを扱っていると言えます。
さらに、この句は「あっけない」というお題で詠まれた句のようですので、「あっけない」という言葉が持つ、期待外れ、物足りなさ、すぐに終わってしまうといったニュアンスも含まれていると考えられます。初詣で高揚した気分が、あっという間に日常に戻ってしまう、その落差を「あっけない」という言葉で表現していると言えるでしょう。
このように、様々な角度から解釈することで、この川柳の面白さや深みをより深く理解することができると思います。
お題については触れずに質問しましたが、ウェブ上のデータから「あっけない」というお題であることを認識し引用しています。このあたりはGoogleならではでしょうか。
まるせんショップにて、アクリルキーホルダー、アクリルスタンドを販売しています。お部屋のアクセント、カバンやリュックにぶら下げるなど、お好きな場所にさりげなく川柳を。
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