横浜駅西口、ジョイナスの地下街を経由して徒歩10分ほど。
蕎麦屋らしからぬ、モダンな外観の佇まいに前から訪れたいと思っていた傳介で蕎麦ランチをいただいてきました。
傳介のご主人は、横浜駅をはさんで反対側、西区平沼にある昭和25年創業の老舗「角平」で修業をされていたそうです。
傳介 基本情報
お店の様子
鶴屋町3丁目の交差点から沢渡方面へ道路がゆるやかに登りはじめるあたり、沢渡中央公園のすぐ脇に建つビルの一階にある傳介。
一見して蕎麦屋とは分からぬほどオシャレな店構えですが、営業中ならば、歩道にメニューの看板が出ているので見過ごしてしまうことはないでしょう。
店内のインテリアも和モダンで統一されており実にスタイリッシュ。
2人用のテーブルが6卓、こじんまりとしたカウンターにはなんとか3人ほど座れそうでしたが、新型コロナウイルス対策もあるのか、椅子は2脚しか置いてありませんでした。
せいろ+小天丼、天もり
ランチ(せいろ+小天丼)1,300円。
冷たく引き締まった蕎麦、ナスと海老の天丼。そしてアサリのお味噌汁が嬉しいセット。
蕎麦のコシと香りは本格派。小天丼と言えども海老のサイズはまったくもってビッグサイズで食べ応え十分です。
天もり 1,500円。
揚げたて天ぷらのサクサク感、そして冷たくてコシのある蕎麦が口の中で最高のハーモニーを奏でます。
食べ終わりを見計らって運んでくれる蕎麦湯は、ねっとりと濃厚。蕎麦のエキスを満喫できます。
感想
蕎麦屋と聞いてイメージする店構えとはまったく違うオシャレなお店で「ちょっと今日は手軽に蕎麦でもすするかな」というノリで行くと面くらうかもしれません。
横浜から歩いて10分くらいの立地でランチ1,300円。高級とまでは言いませんが、安いわけでもなく。たまにおいしい蕎麦を食べたくなったら……という感じでしょうか。
蕎麦の味は好みはあるでしょうけれど、引き締まった歯ごたえをしっかり感じられる細麺はとてもおいしかったです。
オープンは2016年2月ということですから、もう4年半営業されていることに。
ランチタイムぎりぎり、13時少し前くらいの時間でも店内は賑わっていて、混雑状況をのぞいて諦めるお客さんもいるほど。平沼の角平のように、地域に根付いた名店になれそうなお店です!
ごちそうさまでした。
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