5月の川柳 ピックアップ10選
2019年5月の投稿より10句の川柳を選びました。
お題「ダサい」(山田恭司さん)
着崩しが分からず全身総崩れ
お題「ファッション」(炊き込みご飯さん)
デートかと誘われ行けばねずみ講
お題「ダサい」(未晴さん)
告白をした日、友達最終日
お題「千秋楽」(teraryuさん)
流れ星! 「お金がほしい お金がほ
お題「お願い」(つみきさん)
山登り理由はそこに山ガール
お題「下心」(うぐいすの止まり木)
急ぐ朝 歩きスマホが 道阻む
お題「うんざり」(にょぺやまさん)
啓発本読んだ課長のハイテンション
お題「うんざり」(かえるやぎさん)
学歴を ぶら下げ生きりゃ 重かろう
お題「僻み」(みーのーるさん)
スキップで前行く子追うスキップで
お題「ウキウキ」(加瀬亜月さん)
加瀬亜月さんの句をタイトルに使わせていただきました。
こちらの句は、ウキウキ川柳コンテストでも入選を果たしました。
なにげない光景を素直に詠んだようにも見えますが、描きすぎてないところが何よりの良さ。
限られた文字数のなか、スキップという単語を二度使いながら、まったく無駄がありません。
その証拠に、追いかけられる子供も追うお母さんも、満面の笑顔なのがちゃんと伝わってきます。
皆さんからのお便り
わたしのお気に入り川柳
耳すませ 君の夢知る 流れ星 お題「星」(ここから 優っぴさん)
眩いほどの星空に、ふたりの鼓動まで聞こえてきそうな美しい情景。
そんなピュアでロマンチックな句に心を打たれました。
特別な言葉を選んでいるわけではないのに、キラキラと輝きを放つような十七音。
宇宙が好きとおっしゃる優っぴさんの、透明感や美しさが伝わる大好きな一句です。
小手毬さん
※
こちらの句は2018年5月29日に投稿された作品です。
時間がたっても誰かの心に残り続ける。
そんな作品の力を改めて感じるお便りでした。
小手毬さん、そして、ここから 優っぴさん、ありがとうございました。
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