4月の川柳 ピックアップ10選
2019年4月の投稿より月刊まるせんとして10句の川柳を選びました。
ピーマンの旨さに気づく喫茶店
お題「ナポリタン」(teraryuさん)
お題「ナポリタン」(teraryuさん)
「何か起きたとき責任とれますか?」
お題「うんざり」(歌川子規)
温暖化春夏秋冬順不同
お題「温暖化」(kenkenさん)
カタコトに正しい日本語垣間見え
お題「カタカナ」(凛)
アルバムの人を見分ける考古学
お題「化石」(来野 怜志央さん)
ミルクより 美味い物知る バースデー
お題「デビュー」(うさぎの小雪さん)
飲みすぎの夫またTEL『ここはどこ?』
お題「うんざり」(未晴さん)
ビールよし ユニホームよし テレビ点け
お題「ウキウキ」(和希さん)
定年後ずらりと揃う入門書
お題「本」(志賀克毅さん)
習ったが 未使用の ディス イズ ア ペン
お題「カタカナ」(Yellowbird さん)
来野 怜志央さんの句をタイトルに使わせていただきました。
こちらの句は、今日の一句、そして週刊ナイス川柳のタイトルにも選んだ句です。
研究対象である古びたアルバムを囲み、こいつは誰だ?と、首をひねって考える様子はまさに考古学。
化石というお題から、見事な想像力で素敵な句を生み出してくださいました。
皆さんからのお便り
わたしのお気に入り川柳
ピーマンの旨さに気づく喫茶店 お題「ナポリタン」(teraryuさん)
kenkenさん
この一句は最初、何故選ばれたのかなあと思ったりしたモノですが、じっくり読んでいるとこの句の良さがわたしなりに分かるような気がしてきました。
ピーマンなら食堂でもレストランで良いが平凡。カフェでは面白くない、やはり喫茶店だから面白い。
軽食喫茶に新鮮なピーマンだから美味しそうだ。勝手に解釈して喫茶店の景色を想像する楽しみ。
一句の深みを楽しめる「今日の一句」です。
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