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冷麺のすすめ 夏は素麺もいいけど、冷麺がはかどる!

食べる

今年の夏、何の気なしに買ってみた冷麺にすっかり魅了されています。素麺、ひやむぎ、蕎麦も買い置きしてはいるのですが、回転するのは冷麺のストックばかり。

なぜこれほどまでに冷麺にはまったのか、その魅力に迫りたいと思います。

シンプルに、うまい

サッパリとした素麺が夏にぴったりなのは言わずもがなですが、冷麺のしっかりした歯ごたえと、つるっとしたのど越しもまた癖になります。

素麺や蕎麦は出汁で食べることが多いですが、冷麺には付属のスープ(150cc~200ccの水で薄めるタイプが多い)がついています。牛、鶏、豚など様々なエキスの旨味がありながらも基本さっぱり。できるだけ冷たい水で割るか、氷を入れるのがおすすめです。

この、ほんのり酸味の効いた冷たいスープともちもち麺の組み合わせが、暑い日には最高。

辛いのが苦手な方もいらっしゃるかと思いますが、辛味ソースが別になっているものも多く辛さの調整も可能。トッピングのキムチなども必須ではなく、違う具材でも補えます。

調理が簡単、洗い物は最小限

麺が太くて硬めなのでそれなりに茹で時間の必要なイメージがありましたが、実際は1分~2分でOK。揖保乃糸などの細い素麺と変わらず、乾麺の蕎麦や冷や麦、インスタントラーメンより早く済みます。

夏場の台所に立つことを考えると、熱湯をぐらぐらさせる時間は短いに越したことはありません。ちょっとしたことですがありがたいポイント。

麺類の難点が、味に変化がつけにくいことです。それに素麺やインスタントラーメンを思えば分かるとおり、麺だけってのは手抜き感がモロに出てしまいます。

ならばもう一品作るか、あるいは具材を充実させればいいのですが、あたりまえですがその分手間と調理時間が増えてしまうわけで。

その点、冷麺のトッピングはお手軽に揃えることが可能です。

代表的な冷麺のトッピング

ゆでたまご、又は、うずらのたまご

野菜-トマト、きゅうり、あるいは、個包装の葉物野菜、ベビーリーフ、コンビニサラダ

キムチ-または、漬物、ピクルス

肉系-ハム、生ハム、サラダチキン、シーチキン、鯖缶など

その他-ヤングコーン、ミックスビーンズなど

様々な具材を受け止められるスープの懐の広さを感じるラインナップではないでしょうか。まだまだ多様な具材を試す余地があります。

これらのトッピングのポイントは、改めて火を使った調理をする必要がないところです。
調理時間が短くて済むのはもちろん、野菜を切るまな板と包丁だけあれば済みますし、コンビニ具材でそろえればそれも不要です。
具材が多いほうが満足感はありますが、2~3種類あれば十分豪華な一皿となります。

そしてなにより片付けが楽チン。油っけもなく、食器も一皿のみ。素麺や蕎麦のときの洗い物とほとんど変わらないどころか、少ないくらいです。

豊富なバリエーション

このように、さまざまな具材に合わせられるのが冷麺のいいところですが、それはスープにも言えます。

素麺や蕎麦は家に置いてある出汁によるところが大きく、だいたいいつも同じ味になりがち。
冷麺は付属のスープがついており、製品ごとに違いが楽しめますし、辛味ソースが別パッケージのものは辛さの調節も可能。
適量の酢、醤油、レモン汁、七味・一味などを足すことで自分好みに変化を加えることもできます。

また、メーカー側で味違いの製品も販売されていて、レモン味、担々麺風などを見かけたことがあります。

スープとトッピングを掛け合わせると、工夫次第で様々なバリエーションを生み出せるでしょう。

麺が伸びにくい

ちょっとしたポイントですが、麺を茹で上げたあと手早く用意をしないと、素麺や蕎麦などは表面が乾いてしまいますし、ラーメンは麺が伸びてしまいます。
そのため、支度に気が急いてしまうことってありませんか?

冷麺は冷たい水で洗うため麵が締まり、スープも冷えているので麺が伸びることを心配する必要がありません。もちろんパサつきも無し。

麺を茹でる→麺を洗いザルに置いておく→スープを用意→具材を用意→麺をスープにドボン→盛り付け。

この手順の通りである必要はありませんが、決まった流れでバタバタせずに支度ができ、なおかつおいしさキープ。

小さなことですが作ってみて初めて気づいたポイントですし、作る回数が増えるほど手軽さを実感しています。

調理サンプル

映え写真ではありませんが、調理はお手軽、味は満足でした!

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