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テニスと新型コロナウイルス 横浜市営テニスコートの利用中止延長に寄せて

テニス
新型コロナウイルスとテニス

先日、軒並み中止が発表されているマラソン大会開催の難しさをまとめてみましたが、もう一つの趣味で、毎週のようにプレーしていたテニスもできなくなっています。

市営コートが、県や市の方針に従って閉鎖している状況なので仕方がありませんが、では、普段仲間と楽しんでいるテニスにおいて、新型コロナウイルス対策の観点でどのような注意点があるのか。
例によって素人考えながら、思いつくままにピックアップしてみました。

受付

コートに到着したら、まずは受付で当日の利用料金を支払います。並ぶことがあっても2~3人程度。

横浜市営のテニスコートはけっこうアナログで、現金による支払いが必須、管理団体によっては手書き領収書を発行するところもあったりします。受付対応の方が大体1~2名おり、イメージとしては買い物におけるレジ対応レベルの対策があるとよいかと思います。

更衣室

テニスコートは2時間一コマでの利用となっており、時間になったら人の入れ替わりは一斉に行われます。そのため、着替えのタイミングは重なってしまうことになります。

更衣室自体もそこまで広さがあるところは少なく、三密にとても近い状態となります。ただ、長時間滞在する必要はなく、人との会話は避け手早く着替えることで、濃厚接触の定義である「1メートル以内かつ15分以上の接触」を回避できるのではないでしょうか。

コインロッカーや、座席など、接触のリスクはあるので、消毒などの対応があるとよいかと思います。

プレー人数

テニスは最低2人いれば成り立つスポーツですが、だいたいは4~8人程度のグループで利用することが多いと思います。社会人・学生サークルなどの練習会では1面あたり10人以上で練習していることも見られます。

新型コロナウイルス対策という観点では、「何人で集まってテニスをするのか」というのが重要なポイントになってくるでしょう。もっといえば「1面あたり何人までに制限するか」です。

一例として、1面あたり最大6人までとすると管理者が「要請」をすることはできるのではないでしょうか。
どのように把握・管理するかの課題はありますが、コートが閉鎖されて、使うことさえできない現状のことを考えれば、利用者にとっては許容範囲内の要請だと思います。

練習・ゲーム

テニスは比較的競技者同士の距離が保たれているスポーツといえます。練習については先に述べた参加人数との兼ね合いはありますが、試合ならばテニスコート1面あたり最大4人しかいません。

良いプレーが出た時にペアとハイタッチをしたり、作戦を打ち合わせたりする際に距離が近くなるので、そのような点は注意が必要です。また、試合が終わった際に通常は握手をしますが、これもグータッチにしたり、あるいはおじぎなどの挨拶へと変更したほうがよいでしょう。

仲間の練習、試合を観戦しているあいだにあれこれ喋ったりするのも楽しみの一つですが、これもある程度我慢をし、距離を保つ工夫が必要です。

練習後、精算

プレーを終えたあとは、参加者同士で集まって多少の雑談やコート代の精算(割り勘)などをします。

せかせか解散するのも寂しいものがありますが、感染対策ということを考えたら15分以内を目安にお開きとしたほうがよいと思います。

開始前の更衣室利用と同様、唯一の密閉空間となる更衣室での着替えは手早く済ませ、できるだけ滞在時間を短く。

おわりに

5/6(水)までとなっている緊急事態宣言ですが、現時点(4/29)で延長されるかどうかはっきりしていません。ところが横浜市営テニスコートは、そんな議論に先んじる形で、早くも5月いっぱいの利用中止が発表されました。

今回改めて検討してみて、少人数が集まってプレーする形でのテニスは、それほど感染リスクが高いスポーツのように思いませんでした。

もちろん、不要不急の外出を控えることを求められる緊急事態宣言下では仕方ありませんが、解除されるときがくれば、やっても問題のないスポーツだと思います。

公衆衛生の専門家の方などの指示を仰ぎながら、お墨付きを得られる形で再開できれば、テニスをやらない人たちへの理解も得られるのではないでしょうか。

現状をみれば、あらゆるスポーツが自粛ムード。利用中止延長の判断も、もしかしたら、県や市が先んじて手を打ったとも言えるのかもしれません。

ことさらにテニスをやらせて欲しい!と叫ぶつもりはありませんが、事なかれ主義による基準なき閉鎖延長だとすれば、再開の希望に見通しがたちません。

感染症対策の観点からリスクの少ないスポーツだと判断がくだされるとかそんなことより、テニスをしても不謹慎と言われなさそうな、なんとなくの空気が熟成されるまではできないのかなと思うと、大変気が重くなるのでした。

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