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胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)を体験してきました。

胃カメラ体験記 健康
胃カメラ体験記

上部消化管内視鏡検査、いわゆる胃カメラを受けてきました。

年度末に受けた横浜市特定検診。
胃がん検診(オプション)は、バリウムを飲むX線検査か胃カメラを選ぶことができたのですが、胃カメラは苦しそうだと思ってバリウムを選択。

ところが検査の結果、胃が荒れているということで再検査となり、結局胃カメラを飲むことになったのです。

準備

前日は、21時までに食事を済ませる必要があります。
水分は取っても問題ないとのこと。
念のためお酒は控えておきました。

当日の朝の食事はもちろんNGです。水のみ飲んでもよし。
若干緊張しつつ、病院へ向かいました。

直前の準備

受付を済ませたあと、検査着に着替えて検査を待ちます。

今回選んだ病院は、検診に特化していて、ちょっとしたホテルのような豪華な雰囲気。
検査室前のソファーも広く、テーブルには各種雑誌が並んでいます。

ほどなくすると名前を呼ばれ、検査室へ。

大きめのゆったりした椅子に案内され、まずは血圧測定。
そして小さな紙コップに入った液体の薬を飲みます。
ガスコンドロップ内用液というらしく、胃の泡を消すための薬です。
美味しくはありませんが、そこまで変な味はしません。

内視鏡は、鼻から入れるタイプを選択しました。
まずは鼻の奥のほうに麻酔をスプレー。
しばらくして別の麻酔をスプレー。刺激臭がすごくて眉をしかめます。
さらに、ゼリー状の薬を両鼻に注入。
ドロリとした薬を吸い込んで、ノドのほうに流し込みます。

すると徐々に喉の感覚が無くなっていきます。
唾が飲み込みにくくなり、唾液はティッシュにくるんで、備え付けのゴミ箱に捨てるように言われました。

いざ、胃カメラ

処置室のほうへいくと、部屋の真ん中に検査台が。
スリッパを脱いで台に乗り、体の左側を下にして、横向きに寝ます。

視線の先にちょうどパソコンのディスプレーがあり、カメラの映像がリアルタイムに映しだされるそうで、余裕があったら見ててね、と。

そしていよいよ右側の鼻から、ゆっくりとカメラが……
看護師さんが、背中をさすってくれています。
鼻からカメラを通しにくい場合は口からに変更すると言われましたが、どうやら問題ないよう。

カメラが喉に達するまでの間、ちょっとだけ鼻の奥に痛みがありました。
喉まで通るとやがて収まり、スルスルとカメラが入っていくのが感じられます。

多少の異物感はあるものの、覚悟していた嘔吐感はほとんどありません。

少しずつ慣れてきて、閉じていた目を徐々に開け、ディスプレーを薄目で眺めます。
見たところで何か分かるわけではありませんが、モニターに映った自分の胃を見るというのは新鮮な体験です。

胃カメラは、食道、胃の内部、十二指腸のほうまでくまなくチェック。
映像の動きにあわせ、カメラの管が喉を上下するのを感じます。

検査のためだから仕方ありませんが、胃の内側を液体で流したり、空気で膨張させたりするたび、胃になんとも言えぬ感覚が。
痛みこそないものの、麻酔のせいもあって鼻水と涙がポタポタと流れます。

時間にして5分程度でしょうか、ようやくカメラがするすると引き抜かれていきます。

鼻を抜けていく時だけやはり多少の痛みを感じましたが、一度もえずくような感覚は起きず、無事に検査を終えることができました。

感想

過去に胃カメラを受けたことのある友人に、とにかく辛かったという話を聞いていました。
その友人は、口からのカメラでした。
そのため最初から鼻からと決めてのぞみ、結果的には覚悟していたより随分とスムーズに受けることができました。

それでも健康診断のメニューのなかではかなり辛いほうの検査であることに間違いありません。
麻酔もツーンとしますし、喉の違和感、痺れもかなりあり、鼻水や唾液も垂れてしまいます。

しかしながら直接カメラで胃を診てもらうというのはやはり安心感がものすごくあります。
年末に亡くなった父親もそうでしたが、祖母や叔父も患っている胃がん。
さしあたり心配がないという診断には、とてもホッとしました。

厳密には血液検査の結果待ちですが、おそらくピロリ菌には感染しています。
医者もたぶんそうだろうと言っていますし、妹も除菌経験があるので、これは予想の範囲内。

検査結果を待って、次はピロリ菌の除菌治療にのぞみたいと思います。

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