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Sony製ICカードリーダーによる特別定額給付金のオンライン申請でエラーコードEW340-2000

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各自治体で申請が始まっている一人10万円の特別定額給付金。横浜市でも5月12日(火)より申請が開始されたので、さっそくオンライン申請をしてみました。

以前からマイナンバーカード、ICカードリーダーを所有していながら特に使用していなかったので、この機会に試してみることにしました。

所有しているICカードリーダーRC-S380

今回、だいぶ前に買ってあったSony製のRC-380というICカードリーダーをパソコンに繋げて使いました。

RC-S380

パソコンのUSBポートに接続し、マイナンバーカードを読み取ります。

申請はぴったりサービスで

横浜市の特別定額給付金のオンライン申請は、ぴったりサービスというサイトから行うことができます。

ぴったりサービス

子育てに関する手続をはじめとして、様々な申請や届出をオンライン上で行うことができます。

マイナポータル

パソコンから利用する場合、ブラウザはインターネットエクスプローラーかEdge、Google Chromeとなります。

カード読み取りでエラー発生(EW340-2000)

手順通りに進めていると、マイナンバーカードの読み取りでエラーが発生。

マイナンバーカードに登録してある氏名、生年月日などを反映させる項目で使おうとしたのですが、このような表示になってしまいました。

Smart Card サービス起動

少し調べてみると、Windows管理ツールにある、Smart Cardサービスを起動させる必要があることがわかりました。

手順
  1. スタートメニューからWindows管理ツールのなかの「サービス」を起動
  2. サービス一覧より「Smart Card」をダブルクリック
  3. Smart Cardのプロパティで、スタートアップの種類を「自動」としOKボタン
  4. 再度Smart Cardのプロパティを開き、サービスの状態を「開始」しOKボタン

上記手順のあと、スタートアップの種類が自動(トリガー開始)、サービスの状態が実行中となっていることを確認します。

ところが、この状態で「カードを読み取るボタン」を押しても、同様のエラーのままでした。

SONY製ICカードリーダライタ「RC-S330」「RC-S370」「RC-S380」を利用の場合の注意

ひょっとするとICカードリーダーがそのものが対応していないのかと思い調べてみると、地方公共団体情報システム機構というところが運営しているらしい公的個人認証サービスポータルサイトの対応機種が記載されたページに、SONY製ICカードリーダライタ「RC-S330」「RC-S370」「RC-S380」をご利用の場合という、注意事項を発見。

所有している「RC-S380」では、「NFCポートソフトウェア」というのを別途インストールする必要があるとのこと。

ソニーのサイトから「NFCポートソフトウェア」をダウンロードし、手順に沿ってインストールします。
https://www.sony.co.jp/Products/felica/consumer/download/windows.html

このソフトが正しくインストールされた状態でICカードリーダーRC-S380を繋げていると、Windowsの設定>デバイスのなかに、NFC Port/PaSoRiというデバイスが表示されます。

マイナンバーカードの読み取り成功!

改めて「カードを読み取るボタン」を押してみると、無事に読み取りが成功。

パスワードを入力すると、マインナンバーカードに登録されている情報を無事に読み取ることができました。

特別定額給付金のオンライン申請

この後は、ぴったりサービスの手順に従って入力していきます。

step7の電子署名付与では改めてマイナンバーカードが必要となり、電子署名用のパスワードを入力します。

一般的にはこのパスワードの英字が大文字のみという仕様だったり、そもそも分からなくなってしまった、という点でトラブルになっている人が多いようです。

今回は申請の際に記入した手書きの記載票を保管していたので問題ありませんでしたが、それでも申請以来初めての利用。全部で4つ記載されているパスワードも、もちろん覚えてはいませんでした。

カードリーダーやシステムの問題のみならず、マイナンバーカードの普及にはまだいろいろと大きな課題がありそうな気がします……

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