カナダのモントリオールで行われているロジャーズ・カップに、錦織選手が出場しました。
女子シングルス(トロント)では、土居美咲選手、大坂なおみ選手が出場しています。
怪我の影響か。パフォーマンスは安定せず
8/8(木)
錦織は初戦、フランスのガスケ選手相手に、7-6(6)、2-6、6-7(4)で惜敗。
スコア的には接戦だったし、強力なフォアハンド、得意のバックハンドが好調な時間帯もありましたが、全体的にみると、要所で不用意なミスが顔をだしてしまう、ギアを上げ切れていないときの錦織のテニスになってしまっていたように見受けられました。
試合中に何度かあった、雨による中断も影響してしまったかもしれません。
通常ならば、それでもなんとか初戦をしのいで試合ごとに調子を上げていくパターンなのですが、相手は怪我でランキングを落としていたガスケ。少なくともトップ20くらいにはいておかしくない実力の選手です。不安定な状態で勝ちきれる相手ではありませんでした。
試合後、ディミトロフと組んで出場予定だったダブルスを棄権というニュースもあったように、肘の調子が完璧ではなかったことが影響していたことは否めません。
それが顕著に現れていたのはサーブのスピード。いつもより10km/h以上は遅かったのではないでしょうか。それでも、スピードを落としてコースを丁寧に工夫することで、エースも7本取れていたし、1stサーブ成功率も63%と悪くない数字。サーブに関しては、うまく肘の影響をカバーすることができてはいました。
いずれにしても、肘の状態を戻すことがなによりの課題。
月末に迫る全米にむけて、この敗戦を肘の回復にはよかったと前向きに受け止め、調子を上げていって欲しいと願うばかりです。
テニス - ロジャーズ・カップ R.ガスケ vs. 錦織 圭 - 試合スタッツ - スポーツナビ
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