反町駅をでて東(改札を出て右)に進み、反町交差点をそのまま東神奈川駅方面へ。
交差点から180メートル(歩いて2分)ほど進むと、博多とんこつラーメンのミツ屋があり、そのとなりにShinaChiku亭があります。
平日は夜営業をしないという潔さ。
にもかかわらず、しばしば店の前に行列のできる人気のラーメン店です。
横浜市神奈川区反町2丁目15−14
営業時間 11:00~15:00、11:00~20:00(土日)
電話 045-324-5085
定休日 火曜日、水曜日
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ShinaChiku亭は2000年にオープンとのことですから、もう20年近い営業。
2015年には「ミシュランガイド横浜・川崎・湘南2015特別版」のビブグルマンに選出という人気と実力をかねそなえたお店です。
店内は、ゆったりめのL字カウンターで約10席。
ラーメン屋らしからぬおしゃれで清潔感あるれる内装。
カウンター下の棚、壁に設えられたハンガーと、個々の荷物スペースもたっぷり確保されています。
注文は、醤油特ラーメン、塩特ラーメン、ミニ鶏めし。
化学調味料を一切使用していないというこだわりのラーメンです。
部位の違うチャーシューが5枚、ワンタン3つ、味玉、メンマ、そして九条ねぎがたっぷり。
スープをいただくと、非常にまろやかで尖ったところのない優しい醤油味。
鶏と魚介の香りが絶妙のバランスで広がります。ほんのりとろみを感じるのは昆布でしょうか。
麺もこだわりの自家製。
ストレートの細麺がスープによく絡んで持ち上げてくれます。
柔らかくて食べ応えのあるチャーシューは、口のなかでホロホロと崩れていきます。
ワンタンも肉汁がたっぷり。スープと一緒にいただくと、それだけで立派なご馳走のできあがり。
味玉も半分に割って半熟の黄味を堪能。
たっぷりの九条ねぎは麺や具に乗せてあげると素晴らしいアクセントになって、決して飾りではありません。
ミニとはいえ、小さめのお茶碗一杯分くらいある鶏めしは、物足りなさはありません。
荒みじんの鶏そぼろといったような楽しい食感でいただけます。
塩ラーメンには、醤油よりも細い麺を使われているとのこと。
もちろん好みはあるでしょうが、ベースのスープが素晴らしく、醤油も塩もどちらも甲乙つけがたい一杯でした。
ラーメンとミニ鶏めし、そして妻の塩ラーメンをつまみ食いしているとかなり満腹になりました。
麺は160gとのことで、決して大盛りというわけではなさそうですが、小食の方には充分な量です。
麺の味も優しいこともあり、最後のほうはすこし味変要素が欲しくなりました。
※東神奈川にあるらぁめん夢の特製ラーメンの麺は140g位とのこと。
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