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「ミス・アメリカーナ」の感想

映画
ミス・アメリカーナ

Netflixで2020年1月31日から配信されている「ミス・アメリカーナ」を見ました。

2020年5月19日(火)放送のTBSラジオ『たまむすび』で、映画評論家・町山智浩さんが登場するアメリカ流れ者のコーナーで紹介されました。

下のリンクから、番組の書き起こしを読むことができます。

町山智浩 テイラー・スウィフト『ミス・アメリカーナ』を語る
町山智浩さんが2020年5月19日放送のTBSラジオ『たまむすび』TBSラジオ『たまむすび』の中でNetflixで配信さ...

公式の予告編はこちらです。

あらすじ、感想

いつも聞いているラジオで紹介されていたからこのドキュメンタリーを観ることにしましたが、正直に言うと、自分から積極的にテイラー・スウィフトを聞いたことは一度もありませんでした。いくつか聞き覚えのある曲はあるかなという程度です。

子供のころから歌とギターが上手で、地域のイベントなどでカントリーミュージックを披露する映像などがふんだんに使われていますので、ファンには嬉しいと思います。

すべての楽曲を自身で作詞作曲しているというテイラー・スウィフト。子供の頃からデビュー当初までは、曲も、自分自身の演出もどこかあどけなく、純粋さを全面に出しているものでした。

Taylor Swift – We Are Never Ever Getting Back Together

しかし、有名人の宿命なのかもしれませんが、売れていくにつれ、多くのロマンスやスキャンダルに巻き込まれていきます。そして、テレビや雑誌はもとより、SNSでも罵詈雑言を浴びせられます。

アメリカを代表するスターにのし上がったとはいえ、まだ20代の女性。傷ついた彼女は、一年ものあいだ引きこもってしまうほどでした。

その後、鋭気を養った彼女は、周りの目を気にするのではなく、自分のために音楽活動をしていくことを決意。言いたいことを存分に込めた、力強い内容の曲へと変化していきます。

Taylor Swift – Shake It Off

2018年に行われた中間選挙では民主党支持を表明。政治的なメッセージも、関係者の心配をよそにバンバンと発信を続け、現在にいたっています。

Taylor Swift – The Man

著名人たちによる政治的発言

こういった流れについては、最近ツイッターで話題になった、きゃりーぱみゅぱみゅや小泉今日子を始めとする大勢の著名人による「#検察庁法改正案に抗議します」の運動が記憶に新しいところです。

日本では芸能人が政治的発言をすることはこれまでほとんどありませんでしたが、影響力を持つタレントの発言は、若い人たちが社会や政治について考える契機になるでしょうし、投票率の向上にもよい影響を与えるかもしれません。

どんな意見であれ、自身の考えを堂々と発表できる社会のほうが健全です。日本では、まわりの空気を読んで、ややこしいことは言わないほうが利口だ、という空気がありますが、勇気をもって態度を表明したこと自体に敬意を表されるべきだと思います。

これら日本の著名人たちが声を挙げるにいたった一番の要因は、なんといっても政権への不信感がもたらしたものでしょう。しかし、このドキュメンタリーを観てテイラー・スウィフトに背中を押されたという有名人も少なからずいるんじゃないかという気がしています。もちろん素晴らしいことです。

SNSの誹謗中傷

にもかかわらず、そんな著名人に対して気軽に誹謗中傷を送れるのがSNSの特徴でもあります。テラスハウスに出演していた女子プロレスラーの方も、ネットで誹謗中傷を受けていたといいます。

テイラー・スウィフトでさえ、このような仕打ちに対して一年引きこもらなければならないほど傷ついたのです。

このドキュメンタリーのもう一つのメッセージは、逃げること、かもしれません。逃げることが苦手なのも日本人の特徴ではないでしょうか。

会社から、学校から、中傷から、嫌なことがあったら周りの目を気にせず、さっさと距離をとろう。そして、心の傷を癒やしてあげよう。

そうすれば再び元気が湧く日が来ることを、テイラー・スウィフトがその姿と曲で示しているように思うのです。

Taylor Swift – The Archer

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