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「ハーフ・オブ・イット 面白いのはこれから」をNetflixで見ました

映画
ハーフ・オブ・イット 面白いのはこれから

Netflixで2020年5月1日から配信されている「ハーフ・オブ・イット 面白いのはこれから」を見ました。

この映画のことを知ったのは、2020年5月12日放送のTBSラジオ『たまむすび』で、映画評論家・町山智浩さんが登場するアメリカ流れ者のコーナーで紹介されていたから。

下のリンクはコーナーの書き起こし記事ですが、これを読むだけでも見たくなること間違いなし!

町山智浩『ハーフ・オブ・イット:面白いのはこれから』を語る
町山智浩さんが2020年5月12日放送のTBSラジオ『たまむすび』の中でネットフリックスで配信されている映画『ハーフ・オブ・イット:面白いのはこれから』を紹介していました。

公式の予告編もご紹介します。

『ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから』予告編 – Netflix

主な登場人物

エリー・チュー 両親は中国人。学校では白人ばかりの同級生になじめないでいるが、勉強が得意でクラスメートのレポート代筆でお小遣いを稼いでいる。

アスター クラスで一番の美人で人気者。普段はイケイケなクラスメートと一緒に遊んでいるが、文学や映画、芸術にも詳しい。

ポール・マンスキー エリー、アスターの同級生、アメフト部。家では家業のタコス屋の手伝いをしている。アスターに恋をしている。

エリーの父 優秀だが英語が苦手で出世できなかった。いまは仕事もエリーに任せ気味にして、家で映画ばかりみている。

あらすじ

アスターに恋心を寄せているポールは、どうしても彼女と付き合いたいため、文章を書くのが得意なエリーにラブレターの代筆を頼みます。エリーはそんなことはしたくありませんでしたが、家の電気が止められそうになり、仕方なく引き受けることに。

文通を重ねるうちに、徐々にアスターは手紙の主に心惹かれるようになりますが、実際に手紙を書いているのはポールではなくエリー。そんな困った事態にもめげず、エリーとポールは協力しながらアスターにアタックを続けます。

しかし、ポールはエリーのことを知るにつれ、徐々にエリーのことも気になってきます。そして、エリーが密かに思いを寄せているのがアスターであることにも気づいてしまいます……

感想

最初に受けた印象は、翻訳のせいか文学作品からの引用が多いせいか、説明や言い回しが難しいな、ということでした。よく言えば知的な空気が漂っているともいえますが。

町山さんのラジオ書き起こしなどを読むと、いろんな小説や映画を知っていると、より理解度が深まるようです。

もちろんそれらを知らなかったとしても、ストーリーとしては分かりやすく、アメリカの田舎町や学校の雰囲気、自然などの映像もきれいで登場人物たちのキャラクターも立っており、映画の世界に入り込むことは難しくありません。


話の主軸はポールによるアスターへの告白というラブストーリー。ポールはエリーにラブレターの代筆を頼み、それをきっかけに2人対アスターの文通が始まります。

これに加え、大学進学を控えた年代ということもあり、登場人物それぞれの家庭環境や将来への悩み、夢が丁寧に描かれた、青春物語にもなっています。随所に笑いや涙もあり、エンターテイメント要素も盛りだくさん。


単に代筆を頼むだけの間柄だったエリーとポールの仲がどんどん深まっていくと、初めは上から目線でみていたエリーが、ポールの正直さ、人柄の良さに徐々に心を開いていき、お互いに認め合い成長していく様には、胸が熱くなります。

とくに、ポールの実家のタコス屋さんのためにエリーがこっそり力を貸すシーンは感動的。ラストでエリーが乗った電車をポールが追いかけるシーンは、伏線とも相まって、笑いと涙が同時にやってきます。


アスターの事が好きなポール、ポールからラブレターの代筆を頼まれるエリー、そしてそのエリーも密かにアスターを想っている。

こんなややこしい関係も、大人の恋ならドロドロした展開になりそうだけど、青春映画ならではの清々しさでもって、変に小細工をするのではなく突き進んでいくのも好感が持てます。

どんな衝突が待ち受け、3人の気持ちはどうなるのか。ぜひ映画でお楽しみください。


少し内容とは離れた感想になりますが、文通という古い手法を登場させつつも、やはり現代の映画。スマホやネットを介したやりとりがふんだんに登場します。

レポートを代筆したお金がクラスメートからスマホ決済でどんどん振り込まれたり、普段の会話などはメッセンジャー的なアプリによるコミュニケーションがメイン。

それらの表現として、スマホ画面そのものを映す、スマホを操作しているところを映すという手法もとられていますが、映画のスクリーン(実際はテレビ画面)自体をスマホ画面にみたて、そこにメッセージが流れていくような表現が多用されていました。

ともするとSFっぽくなりそうな表現ですが、見慣れればそこまで違和感はなく。

現代の映画では、このようなデジタルコミュニケーションをどう表現するかというのは、切っても切り離せませんね。

スマホでメッセージを送るところ。
送られた文字をこのように表現。予告編のため日本語ですが、実際の映画ではもう少し格好良く表現されています。

また、先にも触れましたが、全編を通して田舎の町並みや景色の寂れ具合がなんともいえずよく、これが典型的なアメリカの田舎の風景なのかどうかは分かりませんが、日本の田舎町の風景を見ているかのような郷愁さえ胸に湧き上がってきます。

登場するクラスメートたちの雰囲気、ファッションもなんとも野暮ったくて、イケてるグループといってもそこまでキラキラしておらず、これが個人的にとても好感が持てたと同時に、感情移入しやすかった理由の一つであったろうと思います。


「ハーフ・オブ・イット 面白いのはこれから」スッと入ってこないところも確かにありましたが、Netflixのいいのは何度でも見直せるところ。もう一度くらいじっくりと見返してみようと思います。オススメです。

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